子供農園の造成とジャガイモ植え体験

今年も、子どもたちと一緒にジャガイモ植え体験を行いました。

鈴ノ木造園では、長年にわたりボランティア活動の一環として、
保育園の子供たちを対象とした、子供農園の造成・管理をおこなっています。

内容は、ジャガイモ植え～収穫までの体験ですが、
食育の観点から子供たちが農作物の育成から収穫～調理までの一連の過程を学ぶことが重要として、
ご相談を受けはじまり、実現に至ったものです。

相談のあった敷地は、水はけが悪く、田んぼのような状態でした。
このため、他の地域から畑の土を運び入れ、整地作業を行いました。
小石や根などの障害物を取り除き、子供たちが安全に活動できる環境を整えました。

▲作業中の様子（堆肥散布）

▲作業中の様子（堆肥撹拌）

毎年、2月下旬には待ちに待ったジャガイモ植えをおこなっています。
今年も、子供たちは興奮とワクワクした気持ちで、土を掘ってジャガイモを植える作業に取り組みました。
この体験を通じて、農作業の大切さや食べ物の成長過程を身近に感じることができ、
食育の一環として有意義な時間を過ごしていただければ、私達としても大変うれしいです。

昨今、様々なこども園・幼稚園・保育園で、
地域の豊かな自然を活かした食育活動が盛んに行われています。
子供たちが自然と触れ合い、楽しみながら学ぶ機会を提供することで、
地域コミュニティの結束が強まり、豊かな食文化の育成にも繋がることでしょう。

子供たちと一緒に農作業を行うことで、私達も元気がもらえます。
食育意識の向上につながる素晴らしい取り組みとして、
ますます多くの子供たちが自然と触れ合い、食に関する大切な学びを得られることを願っています。